2011-08-01

小説: 三上康明, 彼女に耳としっぽがついてる理由を説明できない。

ver.1.0 2011-08-01

本屋でなんとなく買いました。登場人物たちはライトノベルのテンプレート的ではありますが、内容は終始明るく鬱展開にはならないということと、文章や内容に読み手を選ぶような強烈な癖があるわけでも無く、筆力が安定しており、イラストレーターの絵もかなりうまく、この1巻だけで完結しているようなのにいくつかの謎が解かれていないため、続巻を期待して紹介します。なかなか面白かったです。

表紙はご飯のことしか考えていないメイン・ヒロインの ゆみな。

出版社シリーズ名: MF文庫
書籍名: 彼女に耳としっぽがついてる理由を説明できない。
作者名: 三上康明
イラスト: Nardack(なるだく)
ジャンル: 日常学園物、ケモノ耳と尻尾
出版社: 株式会社メディアファクトリー
初版発行日: 2010年6月30日
価格: 580円+税



裏表紙のあらすじ
「この娘を頼む」そう言って、黄金色の髪を持つ少女は俺の目の前で倒れ伏した。
━━素っ裸で。で、俺、草壁悠人はごく平凡な高校生だ。神社の息子であり、年間300
匹以上のネコがここに捨てられて来るってこと以外は、眼を覚ました彼女を問い質す
も、全く要領を得ない。こんなこと、特に幼なじみの冬乃に知られるわけにはいかな
い(あと妹にも。怖いから)。絶対にだ!「あたし帰る!・・・・・・ど、どこに!?」 「知る
かよ!?」 ある日突然一緒に暮らすことになったのは、記憶の代わりにモフ(ネコ耳)
を付けた少女だった! 学園”見た目だけ癒し系”ラブコメディ、ニャンと登場!


内容をざっと紹介
高校生の神社の息子が主人公で、ある日、自分の家である神社の拝殿に近所の猫がたくさん集まっており、奥の本殿には白い布をかぶった全裸の金髪の少女がうずくまっており、いきなり起き上がった少女は自分はこの神社に祀られた神であると古風な口調で言うが、「かみつき」がどうとかいう話の途中で突然人格が入れ替わって中身が普通の少女になり裸を見られたということで大騒ぎされるが、その少女には猫耳と猫の尻尾が生えていて記憶喪失だった。困ったことに少女の服も見あたらない。少女は記憶喪失で帰る家のことも覚えておらず、耳と尻尾があるので警察に連絡するわけにもいかないので、神社で主人公の少年の家族たちと一緒に暮らすことになるというお話です。
(「裏表紙のあらすじ」は作者が書いたものではありません。ラブコメディというほどではありませんね。)


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