ver.1.1 2011-08-01 23:20 （スティングレイとキャプテン・スカーレットの感想を追加。）
書籍名： ジェリー・アンダーソンSF特撮DVDコレクション1, 2, 3, 4
メディア： DVD
ディスク枚数： 毎号2枚
メーカー： デアゴスティーニ
発売日/価格：
創刊号： 2011年06月14日 790円（税込） 創刊号特別価格
DVD1「サンダーバード」第1話、DVD2「謎の円盤UFO」第1話
第2号： 2011年06月28日 1790円（税込）
DVD1「サンダーバード」第2話、DVD2「キャプテン・スカーレット」第1話 第2話
特製バインダー付属
第3号： 2011年07月12日 1790円（税込）
DVD1「サンダーバード」第3話、DVD2「スティングレイ」第1話 第2話
第4号： 2011年07月26日 1790円（税込）
DVD1「サンダーバード」第4話、DVD2「ジョー90」第1話 第2話
第5号： 2011年08月09日 1790円（税込）
DVD1「サンダーバード」第5話、DVD2「謎の円盤UFO」第2話
～第54号
刊行周期： 隔週間
シリーズ公式サイト： ■DeAGOSTINI >隔週間 ジェリー・アンダーソンSF特撮DVDコレクション
備考1： 日本で放送されたCMなどの特典映像に関してはシリーズ公式サイトを見てください。
備考2： 映像はリマスターされています。また、「英語音声＋日本語字幕」の方がデフォルトの「日本語吹き替え音声」よりも音楽の音質が良いです。
備考3： 日本での放送時にカットされた箇所は、日本語吹き替え音声の時は英語音声でノーカットで収録されています。
「ジェリー・アンダーソンSF特撮DVDコレクション」の感想
どれも何十年も前の作品なのに合計3話収録で約1800円は高額だと思います。カラーページには大したことは載っておらず、映像特典もどうってこともないので、正直DVDだけでいいです。創刊号の特別価格の790円が妥当な値段だと思います。
しかしながら収録されている各作品はとても面白いです。
放送年月日と各作品の感想
「STINGREY/海底大戦争スティングレイ」
本国イギリスでの放送：1962年、日本での放送：1964年
■YouTube Stingray TV intro (1964)
俺が「サンダーバード」の再放送見ていた時期に（後述）、父が潜水艦スティングレイのプラモデルを買ってきて作ってそれをくれました。プラモデルだけでは無くてこの作品もとても有名なので潜水艦スティングレイと敵の魚型の潜水艦の形だけは知っていました。本編の内容は今まで全く知りませんでした。
少年向けの番組です。
海底安全パトロール隊と地上を侵略しようとする海底人の戦いの話です。話の展開が遅いですが当時の番組はこんなものでしょう。メカニックや特撮は見ていて面白いのですが、・・・話の内容はあまり面白くないかな。
「スティングレイ」は人形劇TV番組の最初期の作品なので、後述する「キャプテン・スカーレット」や「ジョー90」の非常に精巧な造りの人形を先に見てしまうと、「スティングレイ」の人形にガッカリしてしまうでしょう
「THUNDERBIRDS/サンダーバード」
本国イギリスでの放送：1965年、日本での放送：1966年
■YouTube Thunderbirds ar go
少年向けの番組です。
世界のどこかで解決が困難な事故が起こるとかけつける秘密の組織である国際救助隊の話です。
俺がものごころ付いてから幼稚園の年少までの期間に再放送を見ていました。「サンダーバード」は老若男女の誰が見ても面白いと思うでしょう。
「Captain Scarlet and The Mysterons/キャプテン・スカーレット」
本国イギリスでの放送：1967年、日本での放送：1968年
■YouTube Captain Scarlet and the Mysterons TV intro (1967-68)
番組のタイトル名と淡い青色の追跡戦闘車や真っ赤なスペクトラム・パトロールカーの形は有名なので知っていましたが、本編の内容は今まで全く知りませんでした。
大人向けの番組です。
地球防衛機構スペクトラムの火星探検隊が火星の異星人ミステロン（火星人では無い）の都市を攻撃してしまい、地球がミステロンの報復を受けるという話です。姿がわからず声しか聞こえないミステロンの奇妙さや、壊れた物体や死んだ人間を時間を遡るように元通りにする技術などが少々わかりにくいですが、それなりに面白いです。そのミステロンの技術によって不死身になったキャプテン・スカーレットが主人公です。
「ジョー90/Joe 90」
本国イギリスでの放送：1968年、日本での放送：1968年
■YouTube Joe 90
日本ではこれが初DVD化です。海外ではかなり前からDVD化されています。
番組のタイトル名とジョー90カーの形は知っていましたが、本編の内容は今まで全く知りませんでした。「ジョー90」は日本では知名度が低いかも知れません。
低年齢向けの番組です。
主人公は９歳の少年ジョーで、ジャンルはスパイ物です。ジョー90の「90」は「007」のような感じです。全体的に幼児向けの絵本のような設定です。ジョーの父が発明したBIGRATという他人の記憶を転送する装置を使ってジョーがスパイとして活躍する話です。大人が見ても楽しめますが、弾を200発連続で発射できる小型拳銃は「どこに200発も弾が入っているんだ」というような突っ込み所があります。
英語音声のタイトル音楽はサーフミュージックです。
「UFO謎の円盤/UFO」
本国イギリスでの放送：1970年、日本での放送：1970年
■YouTube UFO Intro HD
大人向けの番組です。
この「ジェリー・アンダーソンSF特撮DVDコレクション」ではこの作品だけが人形劇では無くて実写です。
「謎の円盤UFO」は有名なので日本版STARLOGなどに掲載されたスチール写真を見たことがありましたが、番組自体は今回初めて見ました。地球防衛秘密組織SHADOのストレイカー長官が主人公です。内容は地球を侵略してきたUFOと宇宙人の正体の謎を回を追うごとに解いていくもので、完全に大人向けで面白かったです。第1話ではエリス中尉の着替えのサービスシーンがありますが内容は真面目です。
日本語吹き替え音声では一部サンダーバードの音楽に差し替えられていたりするので英語音声をお勧めします。
月面基地に配備されている戦闘機インターセプターのプラモデルを小学校高学年の頃に、インターセプターが何かを知らずに買って作りました。
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