2007-09-10

PS2: R-Type Final

ver.1.0 2007-09-10
ver.2.0 2007-09-11 (全体的に文章を変更して一部に加筆。)

R-Typeとは何?
R-Typeは敵がメカニカルまたはグロい横スクロールの有名な傑作シューティングゲームですが、何だかわからない人はまず以下のリンク先をどうぞ。

■YouTube R-TYPE I



このプレイムービーは1980年代の初代"R-Type"です。正確にいうとPC Engine CD-ROM2版の"R-Type Complite CD"です。上下に多少スクロールする以外は完全移植なのでアーケード版の第一作目の"R-TYPE"と同じです。

商品名: R-Type Final
プラットフォーム: PlayStation 2
ジャンル: STG(シューティング)
プレイ人数 : 1人
発売元: irem software engineering inc.
発売日および価格: 通常版 2003年7月6日 6090円(税込)
PlayStation 2 the Best版 2006年7月17日 2800円(税込)

■YouTube R-TYPE FINAL DEMO
2003年発売当時にショップでデモとして流れていたものです。







"R-Type Final"は2003年に発売されたゲームですが、もうその時はXboxが発売された後だったのでPS2のゲームはまったく買う気にならなくて、"R-Type Final"も当然ながら買いませんでした。
しかし一週間ほど前にYouTubeでプレイムービーを偶然発見して面白そうなので買ってみました。

■YouTube R-9A ARROW-HEAD



国内版のStage 1.0(1面)のムービーです。使用している機体は最初から使用可能な初代「R-Type」のR9Aです。買ってきてプレイするとこんな感じです。難易度は多分Human(ノーマル)。

■YouTube Farewell R-Type... R-Type Final Stage 1.0 R-Typer Level



海外版のStage 1.0(1面)のムービーです。使用している機体はやり込まないと手に入らない強力なもの。R-Typer Levelとは一番難しい難易度です。このプレイムービーを最初に発見して見て"R-Type Final"を買うことにしました。


PC Engine版では"R-Type I"をかなりやり込んで難易度NORMALをノーミスでクリアしてパスワードをメモしたこともあります。(PC Engine版は容量がHuCard1枚に収まらずにIとIIの2つに分かれて発売された。またPC Engineにはセーブ機能がなくパスワード制だった。)
あとスーパーファミコン"Super R-Type"を持っています。これはアーケードの"R-Type II"のStage 1の前にStageが追加されているものです。
その後パスワードをメモして入力しないで済むPC Engine CD-ROM2版の"R-Type Complite CD"を買いました。
スーパーファミコン"R-Type III"は存在を知りませんでした。ここでirem(アイレム)はゲーム事業から一度撤退しています。
旧PlayStation「R-Type Δ(デルタ)」は発売されたときに名前を雑誌で見たことがあるような気がしますが持っていません。ゲーム画面は雑誌に載っていませんでした。

"R-Type Final"を買ってきてデフォルトの難易度Human(ノーマル)でプレイを開始したら、Stage 1.0のプレイムービーを見ていたのにもかかわらずシャア専用リックドムみたいな中ボスが出てくるところで何回か死んでしまい、ボスでも数回死んでしまい、「シューテングの腕がずいぶん落ちたな」と思いました。R-Typeは死んで敵の出現パターンを覚えるゲームなのでそのまま気にせずStage 3.0までやったところで「全然スピードアップが出てこないな」と思ったら、実はL1とL2ボタンでアイテムを取らずとも自機のスピードが1から4まで自由に変更できたのでした。ゲーム開始時から最速のスピードにできるのは良いです。狭い場所では遅くできるのもいい感じです。古いシューティングゲームはスピードアップアイテムを取って自機の移動スピード速くしてしまうと普通は遅くできません。

自機のスピードがいつでも自由に変更可能以外にも初代"R-Type"と違う点がいくつかあります。自機の敵や敵の弾からの当たり判定が自機の中心のみではなくて見た目通りで、初代"R-Type"と同じ自機R9Aのフォースの無敵判定はとても狭く前方の方しかありません。(後々フォースの無敵判定が広い自機が使えるようになります。) それから"R-Type Δ(デルタ)"から追加された画面全てを攻撃することができるいわゆるボムのような「スペシャルウェポン」があります。フォースが敵に接触すると「スペシャルウェポン」が使用できるようになる「DOSE(ドース)」ゲージが溜まっていきます。

30時間ほどプレイして自機が全99機中(実際は隠し機体が2つあり全101機)80機ほど使用可能にして、分岐するものも含め全てのステージをプレイして、今は残機が1機のみでコンティニュー不可のEXTRA STAGEの敵の出現パターンを覚えているところです。先ほど気付いたのですが、EXTRA STAGEは最初のStage 1.0から始めて続けてプレイしてきついStage 6.2をクリアして行くようなことをせずとも、「SCORE ATTACK」のStage FC(Final C、最終ステージのCの意味。最終ステージは3種類ある。)を選べばすぐに何回もプレイできますね。特定のStageだけを練習したい場合は「SCORE ATTACK」を選べば良いです。

"R-Type Final"はやはり初代"R-Type"をそのままに進化させたものではありませんでしたが、それなりに面白いので毎日遊んでいます。シューティングゲームや純粋なアクションゲームや格闘ゲームは自分の腕がダイレクトに結果に響くので楽しいです。やりこむと美しいプレイができますしね。


R-TYPE FINAL Wikipedia
「R-Type Final」のシステムなどを簡単に知るにはここをさらっと読むのが早いです。簡潔にまとめてあって文字数は少ないです。
R-TYPE FINAL OFFICIAL HOME PAGE
「R-Type Final」の公式サイト。自機の壁紙が格好良い。


良いところ
●R-Typeシリーズの過去の自機が全て使用できる!
また「イメージファイト」「Mr.HELIの大冒険」「Xマルチプライ」の自機も強引に設定を作って登場する。
●PS2のゲームにしては画像が美しい。

悪いところ
●音楽がR-Typeしていない。
特に最初の面のStage 1.0は音楽ではなく効果音。(Stage 1.0に関してはこれはこれでいいかなとは思うが・・・。)
過去のR-Typeでは音楽のこの部分でどの敵が出現するなど音楽が覚えゲー(固定された敵の出現パターンを覚えて対処するタイプのゲーム)の要素を構築する一環であったが、Finalでははっきりとしたメロディがある曲が少なく、敵出現の推測が立てにくい。だらだらと音楽が流れるので音楽のメロディ抜きで敵の出現パターンを暗記するしかない。
●「Stage 5.0 跳躍26次元」では自機や敵を含めた画面すべてがひどく歪んでいてまともに見ることさえできない。壊れたTVでゲームをプレイしているような感じ。最初バグったのかと思った。ボス戦では正確な位置取りや移動をするのが非常に困難。シューティングゲームでやってはいけない事と斬新なアイデアを混同していると思われる。
●性能の悪いPS2が原因で場所と自機の種類と装備によっては処理落ちしてスローになってしまう。
●自機の種類が101機はあまりにも多すぎる。私は苦労せずに集めているが、大抵の人は自機を使用可能にすることが作業にしかならなくて苦痛になってしまうだろう。
●Stage FA(分岐なしの普通の最終ステージ)の背景はどうかと思う。手抜きとも取れる。
●エンディングでR-Typeとは無関係な椎名へきるの歌が流れる。違和感があり過ぎる。

■「R-Type Final」のレビュー参考用
amazon R-Type Final
amazon R-Type Final PlayStation 2 the Best




関連記事
・2009-08-07 Xbox 360: XBLA(Xbox Live Arcade) R-Type Dimensions




Commented by aonokairo at 2007-09-11 11:35
R-Typeはデルタが一番好きです。アケ版のⅡとか無理だからw
ファイナルは処理落ちが酷い、100機集めるの面倒といった理由で手を出しませんでしたが廉価版が出てこれは買いだな、って思ってまだ買ってません(ぁ
グラディウス派の私は多分そのころグラディウスⅤにハマッてたんだろうな。


Commented by peregrine_falcon at 2007-09-11 14:03
>aonokairo氏
実はFinalよりΔの方がやりたかったんですがΔが届くのが23日過ぎなんですよ。

アケ版のIIはやったことないですが内容がほぼ同じSFC版Superはそんな難しかった記憶はないですね。初代がむちゃくちゃ難しかった記憶が・・・。

Finalの処理落ちはまだ慣れていなくて下手なときは全ての動きがスローになるのでそれはそれで利用できます。敵が出てこない場所でスローになると閉口しますがw 画面にレーザーがたくさん飛び交うと処理落ちするので処理落ちがほぼしない機体もあります。

自機集めは今のところまったく苦痛を感じていません。
機体の一覧が見れる「R's MUSIUM」という項目で出現させたい機体の出現条件をちゃんと確かめてから、使い込む必要がある機体で普通にプレイしていると出てきます。
(別の系統の機体の)なんとか波動砲を開発済みでかつ開発したい機体の1個前を使用するとか。(機体No.69にはΔに関連するストーリーのため特殊なStageクリアにからむ条件があり、機体No.96 97 98だけは順番に使い込みます。)

グラディウスはFCの頃にけっこうやりましたね。無印と沙羅曼蛇とIIはやりましたがIIIはやったかどうかわかりません。

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