ver.1.0 2007-08-27
関連投稿
■2007-07-23 OVA: タツノコプロ創立40周年記念アニメーション "鴉 -KARAS-" 第壱話
タイトル: 鴉 -KARAS-
公式サイト:
・「タツノコプロ創立40周年記念アニメーション 鴉 -KARAS- 公式サイト」
・「タツノコプロ公式サイト内 鴉 -KARAS- ぺージ」
時間: 本編 各30分
製作: タツノコプロ
発売元: 東芝エンタテインメント株式会社
販売元: 松竹株式会社ビデオ事業部
発売日 / 価格:
■第壱話・鴉開眼
2005年5月28日
KARAS COLLECTORS EDITION 1 8190円(税込み) | 通常版 4935円(税込み)
■第弐話・火炎輪
2005年10月29日
KARAS COLLECTORS EDITION 2 8190円(税込み) | 通常版 4935円(税込み)
■第参話・滅覚醒
2005年11月26日
KARAS COLLECTORS EDITION 3 8190円(税込み) | 通常版 4935円(税込み)
■第四話・人 乙羽
2007年8月24日
KARAS COLLECTORS EDITION 4 8190円(税込み) | 通常版 4935円(税込み)
■第五話・幻想区
2007年9月28日(予定)
KARAS COLLECTORS EDITION 5 8190円(税込み) | 通常版 4935円(税込み)
■第六話・真 伝説
2007年10月26日(予定)
more以降には読んでも支障がない微妙なネタバレを含む感想があります。
第四話の感想
一番最初の場面でヒナル(渋谷飛鳥)の演技がめちゃくちゃうまくてびっくりしましたが、その後に乙羽(和田聰宏)とゆりね(鈴木かすみ)が台詞が出てくる度に演技の下手さにへなへなになります・・・。映像にお金と時間をかけてこだわりにこだわった「鴉-KARAS-」の最大の失敗がこの実写俳優の起用にあります。残念でなりません。
さて本編の内容の感想です。まだ一回しか見ていないのですがちょっと肩すかしでした。第参話で絶対絶命のピンチに陥ったゆりねと乙羽ですがストーリーの進展はほとんどなく、唐突に乙羽は何者なのかと、鴉とはいったい何なのかが語られます。その内容は登場人物が会話の中で説明するのであまりにもわかりやす過ぎます。第壱話のようなわかり難さでそのまま突き進んでも良かったんじゃないかと思いました。みんな第参話の続きは一体どうなるのか?!と続きを見たくて第四話を買ったはずですよね。第五話と第六話でクライマックスになるはずですので、このへんで説明を入れなければならないのはわかりますけど。漢方医だと思っていた乙羽の正体はとても意外でしたが鴉になった時のことを考えるとなるほどと納得しました。ゆりねはほとんど予想通りでした。ゆりねに関しては第壱話から続けて見ていればだいたい推測できるはずです。DVDボックスのパッケージ絵の女鴉がとうとう登場しますが喋るだけです。あと一ヶ月で発売されるものすごい出来だと思われる第五話が楽しみです。
ところで監督の さとうけいいち は「THE ビッグオー」のキャラクターデザイン/メカニックデザイン/コンセプトワーク/スーパーバイザーもやっている人でした。こちらも面白いので機会があったら見てください。
「KARAS COLLECTORS EDITION 1」の内容
「通常版」は4935円(税込み)、「KARAS COLLECTORS EDITION 4」は8190円(税込み)です。価格差は3255円です。私は全巻COLLECTORS EDITIONを買っていますが、やはりコアなマニアでないならば「通常版」で十分です。
■本編ディスク
「KARAS COLLECTORS EDITION 4」の本編のDVDは通常版と同じです。
■説四 第四話
通常版と同じ内容のDVDパッケージに同梱されている14ページのフルカラーのブックレットです。今回は文章と絵の設定資料が掲載されています。
■「KARAS COLLECTORS EDITION 4」DVDボックス
この投稿の一番目の写真です。表と裏と背が積層ホログラム印刷されている紙のボックスです。DVDパッケージ3枚分の厚みがあります。
■解四 第四話
「KARAS COLLECTORS EDITION 4」封入特典。
DVDのパッケージと同じ厚さのブックレットです。内容の99%が「絵コンテ」です。ブックレットの最後には全7ページの「脚本」が収録されています。
■全巻購入者限定グッズ応募券
「KARAS COLLECTORS EDITION 4」封入特典。
依然として限定グッズが何であるかはまだ発表されていないようです。
■特典ディスク 第四話
「KARAS COLLECTORS EDITION 4」封入特典。
・第壱巻~第参巻スペシャルダイジェスト
22分44秒
冒頭の1/3はアクション作画監督・工藤しげき、キャラクターデザイン・羽山賢二、妖怪デザイン・安藤賢司、企画原案・監督・さとうけいいち、プロデューサー・伊平崇耶のインタビュー。それ以降はインタビューを交えつつパイロット版、第壱話、第弐話、第参話のダイジェスト。第四話のネタバレ設定も出てくるので本編を見た後に見ることをお勧めします。
・メイキング・オブ・KARAS
5分20秒
鎧姿の鴉のCGとアニメーションを融合させた作成についての解説です。面白かったです。
・キャストインタビュー「生天目仁美」
10分16秒
通常版パッケージの左の赤いコートの少女の炎(ほむら)を演じている生天目仁美(なばため ひとみ)のインタビュー。私はXbox360のアクションゲーム「BULLET WITCH」の主役/自キャラのアリシアでこの人を知っています。炎(ほむら)は第壱話から出てきますが何者なのかは第参話からのネタバレになるので書きません。インタビューの冒頭ではどういう風に演技をするかについて話しているので生天目仁美(なばため ひとみ)に興味がない人も見れば面白いと思いますが多分見るのは一回だけでしょう。
・設定資料ギャラリー
6分33秒
フルカラーの自動再生される設定画です。実際の映像では説明されないようなアクセサリー(第四話のストーリーのネタバレの鵺(ぬえ)の指輪など)の細かい設定が設定画に書き込まれていたりして面白かったです。
・幻の第四話(音声なし)
27分35秒
音響制作・演出試行用に制作されたLeica Reelということらしいです。ざっと見た感じでは音がまったく入っておらず、背景画などはこんな感じというようにざっと描き込まれているだけで、CG部分は100%完成されておらず、アニメーション部分にはCGの特殊効果がまったくされていない映像です。
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