ver.1.0 2011-12-18
タイトル: カリガリ博士
原題: DAS KABINETT DES DR. CALIGARI
ジャンル: 幻想
種別: DVD
収録時間: 48分
メーカー: 有限会社フォワード
映画の公開年月日: 1920年
発売日: 2009年1月23日
価格: 980円(税込)
備考1: 白黒無声映画。ドイツ映画なので元々のバージョンはドイツ語なのですが、日本では英語のバージョンしか発売されていません。しかし無声映画ですし、わざわざオリジナルのドイツ語のテキストのバージョンを探して買うほどではありません。
備考3: とても古い映画なので著作権が失効しているため4社から発売されていますが、一番問題が少ないと思われる製品を購入。紹介しているDVDよりもやや値段が高いですが淀川長治の解説付きのDVDもあります。
備考4: 全14ページのフルカラー(白黒映画なので映画の写真は白黒)のブックレットが付属。
ジャケット裏の解説
ドイツ表現主義の代表作として
知られる「カリガリ博士」のスト
ーリーは詩人ハンス・ヤノヴィ
ッツとカール・マイヤーによっ
て第一次世界大戦後に書かれ
た。カール・マイヤーは当時、白
い紙にその場で絵を次々と描
き、物語を作る、即興漫画の経験
があり、その中でも最も人気の
あった怪人博士の物語を原型
に、カリガリ博士を創造したと
云われている。また、この作品の
冒頭と結末を提案したのはあの
「メトロポリス」(1926)「死神の
谷(旧題:死滅の谷)」(1921)
のフリッツ・ラングだった。そ
の奇妙で怪奇なストーリーは今
も尚、語り継がれている。
(文:松村仁史)
あらすじ
主人公の若い男性フランシスが脇役の男性に自分が体験した世にも奇妙な体験を語るところから始まる。
フランシスと友人のアランは村に訪れたカーニバルに出掛け、そこでカリガリ博士と眠り男チェザーレの見世物小屋に入る。カリガリ博士は「眠り男チェザーレは棺おけのような箱の中で23年間も眠り続けている」、そして「どんな質問にも答えることが出来る」と説明する。カリガリ博士に目覚めさせられた眠り男チェザーレに友人のアランが「自分はいつ死ぬのか?」と質問すると、「明日の夜明け」と答える。翌日になると友人のアランの死体が発見される。
感想
この映画は「ホラーの原点」と言われており、歪んで作られた背景やセットが高い評価を受けていますが、とても古い映画なので退屈です。この映画はお勧めしません。1920年の映画なので2011年の現在では約90年前の映画です。
全48分の上映時間の半分くらいまでをぼんやりと見ていると、物語が意外な展開になり若干面白くなります。(原題で検索するとネットで見ることが出来ます。)
0 件のコメント:
コメントを投稿