2010-11-24

SF漫画: 岡崎武士, レッツ★ラグーン Vol.1

ver.1.0 2010-11-24


出版社シリーズ名: ヤンマガKC
書籍名: レッツ★ラグーン Vol.1
作者名: 岡崎武士
ジャンル: SF
出版社: 講談社
初版発行日: 2010年9月6日
価格: 552円+税

 イラストレーター/漫画家の岡崎武士が13年ぶりに描いた漫画だそうです。
この漫画が発売されたことは知っていましたが、どこの書店も発注数が少なかったようで、本屋に置いていなかったので忘れていましたが、先日再発注されたらしき物を見つけてやっと手に入れました。


序盤の軽いネタバレを含むあらすじ
 多少でもネタバレを書かないと紹介できません。
 記憶消失の「オレ」が無人島に漂着してから4日目から物語は始まります。
オレと一緒に漂着した物は救命ボートの残骸、7日間の食料とサバイバルキット、オレの着替えの入ったスポーツバッグと旅行日程表。旅行日程表からオレは修学旅行中だったことが判明します。修学旅行中だったのならすぐに救助が来るだろうとオレは思いましたが、3日間の間ずっと船影の一つも見えません。
そして物語が始まった4日目にオレは流木を石で削って舟を作り始めます。そこへ同じく無人島へ漂着した少女が現れます。少女は記憶喪失のオレを山田君と呼び、去年同じクラスだったと言いますが、オレは少女のことを覚えていません。少女は衣舞瀬(いまいせ)チカと名乗り、「それから私、彼氏いるんで!!」と釘を刺されます(笑)。オレとチカは無人島を脱出するために一緒に舟を作ることにします。ここまでの少ないページ数の第1話の段階でも十分面白いです。
 全体的に雰囲気は明るいです。

 こんな感じでよくある「無人島漂着モノ」のように話が進んで行きますが、途中で不思議なことがいくつか起こり、事態が急変します。ジャンルを「SF」としたのがその理由です。

 絵はとてもうまく、話はよくある話のようではありますがとても面白いです。一気に最後のページまで読んでしまうでしょう。まだ1巻が発売されたばかりなので続きが気になりますが、2巻の発売はかなり先になりそうです。

0 件のコメント:

コメントを投稿