ver.1.0 2010-07-19
ver.1.1 2010-07-20 (画質の良い表紙画像に差し替え。「ネタバレを含むあらすじ」の内容を整理。)
広い漫画専用コーナーがある2軒の本屋に行った時に、片方の本屋にだけ置いてあって、新刊のコーナーでこの漫画だけ最後の一冊だったので買いました。
なかなか面白かったのですが、2巻以降をどうやって話しを続けるのかが気になりました。明るいコメディです。(この作者の最初のコミックス「おとぎのまちのれな」第1巻を昔買いましたが、こちらは全然面白くありません。)
出版社シリーズ名: 講談社コミックス
書籍名: さんかれあ
作者名: はっとり みつる
ジャンル: コメディ/ホラー/ラブ・コメディ?
既刊: 1巻
出版社: 講談社
初版発行日: 2010年7月16日
価格: 440円(税込み)
備考: 初版特典折り込みポスター
■別冊少年マガジン 創刊号 無料公開
「さんかれあ」第1話が無料で読めます。コミックスではモノクロになってしまったページはカラーのままです。
ネタバレを含むあらすじ
(漫画の内容をそのまま文章に変更したネタバレなので、買うつもりの人は途中で読むのを止めてください。)
実家が寺で男子校1年の少年の降谷千紘(ふるや ちひろ)が主人公。
クラスメートは自分たちが通っている男子高校と川向こうの女子学園の駅からの通学ルートが異なることを嘆いている。降谷たちは川向こうの道を歩いている女子学園の学園長の娘だという清楚で美しい少女の散華礼弥(さんか れあ)を見かけるが、降谷は外見だけで相手を判断しない様子。美人の従姉が出てくるが眼中に無い感じ。
降谷はゾンビが好きでゾンビ映画のDVDをコレクションしている。(主人公はゾンビを嫌がらないということなのだろうが、この設定さえ無ければもっと良かった。)
降谷は家の近所の廃ホテルで、車に轢かれて死んでしまった可愛がっていた猫「ばーぶ」を、「古い書物」で蘇生しようとしていた。薬のレシピに毒草を使うのだが何の毒草かがわからない。その日も蘇生は失敗してしまった。
礼弥(れあ)は毎日のようにその廃ホテルの井戸のようなものの中へ向かって大声を出してストレス発散していた。礼弥(れあ)の父親は厳しいだけで無く、礼弥(れあ)が誕生日を迎える度に全裸の写真を撮るという行き過ぎた愛情を娘に持っている。大声を出していた礼弥(れあ)を覗いていた降谷は礼弥(れあ)に見つかってしまう。
降谷は礼弥(れあ)に猫の「ばーぶ」を蘇生しようとしていたことを話し、これは「ばーぶ」が動いている姿をもう一回見たいという自分の我がままに「ばーぶ」を付き合わせているのだから、「ばーぶ」にとっては迷惑なのだろうと言う。しかし礼弥(れあ)は「ばーぶ」はきっと降谷に会いたがっていると主張する。
翌日から蘇生術を手伝うことになった礼弥(れあ)は紫陽花に毒が含まれていると降谷に教える。しかし紫陽花を使って作った薬でも蘇生に失敗してしまった。「ばーぶ」は埋葬してあげることになった。
礼弥(れあ)を家まで送って行った降谷は姿を礼弥(れあ)の父親に見られてしまい勘違いされる。一方、降谷の自宅で「ばーぶ」の蘇生が成功する。蘇生に成功してもゆっくりと動くゾンビみたいになるだろうと降谷は予想していたが動きが俊敏で捕まえられない。
精神的に追い詰められていた礼弥(れあ)は、隠し持っていた「紫陽花の毒が含まれた蘇生薬=毒薬」を飲むが死ななかった。しかし高い崖から足を踏み外して落ちて死んでしまう。降谷は礼弥(れあ)に「わたしが死んだら生き返らせて」と頼まれてた。
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