先月と今月に買ったCDは平たく積み重ねて30cm以上の枚数になっているので、ちょっと数が多すぎて訳がわからなくなっています。(笑 ほとんどがエレクトリック・ギターのCDですが、どのCDがお勧めできるか紹介できるほど聞き込んでいないので、これらはそのうち紹介したいと思っています。
今回の投稿は「筋肉少女帯」のヴォーカルで有名な「大槻ケンヂ」(おおつき ケンヂ)のシングルCD2枚です。アーティスト名は正確には「大槻ケンヂと絶望少女達」です。紹介したいのは各シングルCDにつき1曲ずつなので簡単です。
この2枚のシングルCDはロックとして紹介します。両方とも漫画原作のアニメ「さよなら絶望先生」と続編の「俗・さよなら絶望先生」のオープニングテーマ曲ですが歌詞は原作漫画やアニメとは全く関係ありません。ここまで全く関係ないのはめずらしいです。
とは言っても第一話と第二話だけ見た「俗・さよなら絶望先生」は大正時代っぽいというか多少江戸川乱歩っぽいので「大槻ケンヂ」が歌詞を書いて歌を歌うのはぴったりはまっています。
タイトル: 人として軸がぶれている
アーティスト名: 大槻ケンヂと絶望少女達
(絶望少女達: 野中藍、井上麻里奈、小林ゆう、沢城みゆき、新谷良子)
ジャンル: Rock
種別: 12cmシングルCD
発売日: 2007年8月22日
価格: 1200円(税込み)
曲の構造は大槻ケンヂのボーカルが主です。たまにいいタイミングで掛け合いで野中藍(のなか あい)の声が入ります。作詞は大槻ケンヂです。曲は暗くありません。ジャケット絵は見なかったことにしてください。
最初は格好良いドラムとエレクトリックギターに注意が行くでしょう。そして曲が2番に入るとピアノの音に聞き惚れるでしょう。
私が面白いと思ったのは歌詞なんですよ。歌詞はこんな感じに作る方法もあるんだなと思いました。「人として軸がぶれている」をきっかけに名前しか知らなかった「筋肉少女帯」のCDを数枚買って聞いて歌詞カードを見て、買っていないCDに含まれている曲をネットで調べたら、ほぼ全曲、99.99%くらいを大槻ケンヂが作詞していました。
二曲目の「強引niマイYeah~」は作詞作曲ともに「人として軸がぶれている」とは違う人です。大槻ケンヂは歌っておらず絶望少女達が歌っていますがいい曲です。
■YouTube Sayonara Zetsubou Sensei OP
http://www.youtube.com/watch?v=RWl_QAMseg0
ムービーの再生を開始したら赤いHQボタンを押して巻き戻して最初から見てください。
タイトル: 空想ルンバ
アーティスト名: 大槻ケンヂと絶望少女達
(絶望少女達: 一曲目 野中藍、井上麻里奈、小林ゆう、沢城みゆき、新谷良子 / 二曲目 谷口あすか、真田アサミ、後藤邑子、松来未祐)
ジャンル: Rock
種別: 12cmシングルCD
発売日: 2008年2月23日
価格: 1200円(税込み)
正式決定前の曲名は「俺の値段を誰が決めた」だそうです。
上のシングルCDと同じように曲は暗くありません。ジャケット絵は見なかったことにしてください。
TVのオープニングの曲の最初に約2秒短い曲が付け加えられています。TVのオープニングでは聞けない2番目以降は曲がどんどん変化します。このCDが発売されて届くまで毎日TVサイズの「空想ルンバ」を聞いていたのですが意表を突かれました。
この曲は「人として軸がぶれている」の発展型で、曲のほとんどが大槻ケンヂと絶望少女の誰かの掛け合いの歌となっています。これが聞いていてすごく良いです。この掛け合いの歌は私が持っているちょっと古い「筋肉少女帯」CDの曲の中では「ハッピーアイスクリーム」と構造が同じです。
二曲目の「恋路ロマネスク」は80年代の歌謡曲風に作ったようです。こちらは作詞作曲ともに「空想ルンバ」とは違う人です。大槻ケンヂは歌っておらず一曲目とは違うメンバーの絶望少女達が歌っています。
■YouTube 俗・さよなら絶望先生 第03話 OP 「空想ルンバ」
http://www.youtube.com/watch?v=r_Dvk7ZIO9c&feature=related
ムービーの再生を開始したら赤いHQボタンを押して巻き戻して最初から見てください。
「人として軸がぶれている」と「空想ルンバ」はネットの通販サイトで視聴する、「俗・さよなら絶望先生」のオープニングだけ見るなどして簡単に聞くことができるので気に入ったら買ってください。10年後に再び聞いてやっぱり買って良かったと思うCDになると思います。
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