ver.1.0 2007-02-26
ver.1.1 2007-02-27 (「読んだ感想」を手直し。)
コミックス・シリーズ名: MFコミックスaliveシリーズ
商品名: まりあ†ほりっく
作者: 遠藤海成(えんどう みなり)
巻数: 現在第1巻 (第3巻までは確実に出る模様)
出版社: メディアファクトリー
発行日: 2007年2月28日
価格: 476円+税
裏表紙 あらすじ
宮前かなこは、「運命の恋」を探し、
私立天の妃女学院に編入した高校2年生。
学院での美少女たちとの出会いに心躍らせる中、
ささいなきっかけで、学院のアイドル、
祇堂鞠也が実は「男」だと知り、大ショック!!
一方、鞠也はこの秘密を守らせるため、
メイドの茉莉花と共に、かなこの監視を開始。
受難の学院生活が始まるのだった・・・・・・・・・★
more以降に読んだ感想と、その下に軽いネタバレあり。
読んだ感想
表紙を見ると一見少女漫画のようにも見えますが一応男性向けの一般マンガ雑誌に連載されているようです。本編の絵柄も少女漫画寄りではありますが少女漫画ではないです。
人物や建物などの背景画はきっちりと描かれていて、清潔感のある絵柄は女子校を舞台とするのにふさわしいです。表紙でよく騙されることが多いのですが、このマンガの表紙絵と中身の絵柄にはまったく差はありません。
ジャンルは百合モノのギャグマンガですがこのマンガは予想外の収穫でした。最近読んだマンガの中で一番面白かったです。萌え萌えの内容のないマンガではありません。
何が面白いかと言うと登場人物のほとんどが変な人たちであることです。主人公のかなこはどこにでもいるようないじめられる体質の女の子であるけれども、男性に興味がなく学院の美少女たちにうっとりしたり鼻血を吹いたりして変です。脇役の美少女にしか見えない鞠也とメイドの茉莉花は強烈な毒を放っています。その他の脇役は見た目はどこにでもいるような少女たちですが妙な個性とくせがあってやっぱり変です。寮長先生は変と言うか謎な存在なのですが寮長先生の謎は最後まで明かされないような気がします。登場人物の中で唯一まともなのは素敵なくまたん先生ですね。
宝塚系の先輩石馬隆顕(いしま りゅうけん)と同級生桐さんの話が面白かったです。1巻の終わりになるに従って鞠也とメイドの茉莉花の影はうすくなって行きます。1巻では鞠也がなぜ本人が好きでやっているわけではない女装をして女学院に通っているかの謎は明かされませんが、だんだんどうでも良くなります。
第1話の裏表紙程度のちょっとネタバレが入ったあらすじ
主人公の宮前かなこはボブカット(おかっぱ)で身長は高く(173cm)巨乳でそこそこ可愛い普通の女の子。
幼い頃亡くなった母(学生)と父(教員)が出会った私立天の妃(あめのみさき)女学院に「運命の恋」を夢見て転校する前日に広い学院の敷地内で迷ってしまう。かなこはゴスロリ服のようなデザインのメイド服を着た綺麗な容姿のメイドを見つけ道を尋ねようとするが、メイドはいきなりかなこに暴言を吐く。
そこへメイドの主人である前理事長の孫で中等部では生徒会長をしていた祇堂鞠也(しどう まりや)が現れ、このあたりは学院内でありながら自分の家の敷地内だと説明する。
学院の建物へ3人で歩いて行く道すがら鞠也に彼氏がいるかどうか聞かれたかなこは、自分は男性が苦手で触られただけでじんましんが出てしまうと答える。鞠也はかなこは可愛らしいから男性がほうっておかないと言い、かなこは赤面しどもりながら鞠也も可愛いと返す。そこで鞠也が背の高いかなこにちょっとかがんで欲しいと言い、かなこは何かよくわからないながらかがむと鞠也はかなこの頬にキスをする。キレイな顔をしていて見た目が自分好みの鞠也(コミックスの表紙の絵)にかなこはドキドキしてしまう。しかしかなこの手首にはなぜかじんましんが出てしまうのだった。
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