邦題： ハイランダー 悪魔の戦士
製作国： アメリカ・イギリス合作
監督： ラッセル・マルケイ
主演： クリストファー・ランバート
助演： ショーン・コネリー
時間： 1時間56分
製作年月日： 1986年
日本公開日： 1986年11月1日（配給：松竹富士）
DVD発売元： パイオニアＬＤＣ株式会社
価格： ４70０円（税抜き）
一番好きな映画のＤＶＤのジャケットがＢ級映画にしか見えなくて、なんとも情けないのですが、やっぱりＢ級でしょうね。マイナーな映画です。知らない人も多いでしょう。この邦題のタイトル「ハイランダー 悪魔の戦士」は最低です。「スコットランド高地人」なんてタイトルを付けられても困るのですけど。（笑
私は小さな頃からＳＦ小説が好きだったこともあり、好きな映画はＳＦ映画なのですが、最近のＳＦ映画はアクションの比重が大きいのであまり好きではありません。
この映画はどちらかと言うとファンタシーに近いです。
俳優の点から見ると、私は女優目当てで映画を見ることはほとんど無くて、どちらかと言うと男優目当てで映画を見ることがあります。私は男女ともにあまり俳優の名前を知らないので少ない知識から選ぶと、ショーン・コネリーが一番好きでして、次にクリストファー・ランバートが好きです。この映画は両方が出演するので私的には豪華な映画です。（もちろんストーリーが好きなのですけど。）
好きな監督の映画を見るといつも出てくる女優がいることもあるのですが、その話はまたの機会に。
この映画は面白いと勧められる映画なので、レンタルなどして見てみるつもりの人は、これから下は読まない方が良いでしょう。
「みんぶろぐ」のコメントにも一回書いたのですが、私は剣を振り回す洋画が好きでして（ヤクザ映画は好きではありません）、そのたぐいの映画を決してたくさん見ているわけではありませんが、それがこの映画が好きな理由です。
もう一つの理由は、主人公のコナー（クリストファー・ランバート）が奥さんの死後もずっと愛し続けたことです。
ネタバレ行きます。
主人公のコナーは生まれた地域でキルトを着ているのでスコットランド人です。
キルト(衣装) -Wikipedia-
コナーが生まれ育った町で戦争が起こり、若く見える恐ろしげな男ビクター（クランシー・ブラウン）にコナーは殺されます。しかし彼は生き返り、町の人々、恋人や従兄弟からも悪魔と罵られて暴行を受け町を追放されます。
その後なにがあったかの描写はありませんが、コナーは結婚して幸せに暮らしています。
ある時突然ラミレス（ショーン・コネリー）という全身赤の衣装をまとった年齢不詳の男がコナーを探し出し、コナーは首を切り落とされない限り死なない「不死の一族」の一人だと教え、自分もまた不死の一族なのだとコナーに語り、友達になり剣の師匠になります。
コナーとラミレスの出会いのあたりのシーンが私は一番好きです。
（余談ですが、ラミレスの全身赤の衣装の男という設定は、マイケル・ムアコックの小説「エルリック・シリーズ」に出てくる神官戦士ラッキールのオマージュでしょう。）
中略して話を現代に移します。不死の戦士が最後の一人になったとき手に入れることが出来る何かがあるという言い伝えがあり、主人公のコナーが他の戦士につけ狙われ、彼は仕方なく戦います。コナーを最初に殺した相手ビクターがとうとうコナーを発見し、戦いを挑んで来ます。
もう一つこの映画で好きな部分がありました。レイチェルは何十年もの長い間、結婚もせずにコナーの秘書をやっているのですが、やっぱりコナーのことを愛していたのだろうなぁ。
この映画には続編映画が二つありますが、不死の一族は宇宙人だったという話になってしまいまして、続編はつまらないです。クリストファー・ランバートが主役をやっていないＴＶシリーズもありますがこれは見ることが出来ませんでした。
Commented by いちち at 2009-04-12 20:43
ハイランダー好きがいるなんて。今更ながらのコメント。あの映画は大好きでした。その後のドラマ編も見ましたよ。話は主人公がクリストファーランバートと同じ一族の男の不死人で、最後の戦いまでの間の話って感じでした。
壱話目にクリストファーランバートがゲスト出演してましたよ。
話の印象は結構映画版に近いもので、満足いくものでした。
映画の続編は最低でしたからね。
Commented by peregrine_falcon at 2009-04-13 01:08
>いちちさん
いらっしゃいませ。
ドラマ編というのは多分TVシリーズのことですね。この記事を書いてすばらく経ってからDVDを見つけましたが、ジャケットの裏の写真を見ても買う気にならなかったので買いませんでした。
壱話目にクリストファーランバートがゲスト出演していたなら、景気が良くなったら買うかも知れません。情報どうもありがとうです。
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