2013-07-31

TV放送: GATCHAMAN Crowds

ver.1.0 2013-07-31

面白かったのでお勧めしときますね。
1972年から全105話放送されたタツノコプロ製作の大人気アニメ番組「科学忍者隊ガッチャマン」とは関連がない世界観で、映像は旧作とは似ても似つかないポップでオシャレな映像であり、現代のネット社会を風刺した大人向けの内容です。
しかし旧作での固有名詞の「ガッチャマン」「ジョー」「ベルク・カッツェ」「総裁X」「ギャラクター→GARAXters」が使用されています。

日テレ系で金曜日の深夜に2013年7月12日から放送しています。
今週は第4話です。
放送されていない地域に住んでいる場合は、「日テレ オンデマンド」に登録すれば第1話と最新話を無料で視聴できます。


GATCHAMAN Crowds 公式サイト

■日テレ オンデマンド >ガッチャマンクラウズ
登録すれば第1話と最新話を無料で視聴可能。



■BANDAI CHANNEL >ガッチャマン クラウズ
登録しなくとも第1話を無料で視聴可能。美しい映像で視聴できます。
プレイヤーのボリュームを最大に変更しても音量が小さいので、PC側の音量を大きくすると良いでしょう。



■YouTube, 科学忍者隊ガッチャマン オープニング


■YouTube, Ken Transforms
ブログなどへの埋め込みが無効の設定にされていますのでYouTubeへ行って直接見てください。


■YouTube, Gatchaman Crowds OP [With Lyrics] (White Ash - Crowds) 720p HD

2013-07-16

SF映画: 両棲人間

ver.1.0 2013-07-16

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タイトル: 両棲人間
原題: Человек-амфибия
原作者: アレクサンドル・ベリャーエフ
ジャンル: SF
映画の公開年: 1961年
日本での公開年: 2013年3月16日
収録時間: 93分
種別: DVD
輸入/販売元: 株式会社アイ・ヴィー・シー
発売日: 2003年5月25日
価格: 4939円(税込) 実売4000円前後
備考1: 白黒の原盤フィルムを修復、カラー化、デジタル化、5.1chサラウンド化


あらすじ
港では両棲人間が現れるという噂が流れている。年老いた貧乏な父親のために若く美しい娘が金持ちで美男の船長と婚約しているが、娘はその船長のことが嫌いであった。とうとう娘は船から海に飛び込んで岸を目指して泳いで行くが鮫に襲われる。たくさんいる船乗りたちは両棲人間を怖がり助けに行かないが、船長が一人でボートで助けに行く。溺れて海に沈みゆく娘。そのとき両棲人間が現れ鮫を殺して娘を助け船長のボートに乗せる。実は両棲人間は若い美男の青年であった。両棲人間の青年は娘に一目惚れして町へ娘を探しに行く。


いきさつと感想
前回の記事の「ドウエル教授の首」と同じ原作者だったため同時にDVDを買いました。
内容を確かめずに買ったのですが、結果的に大当たりでした。
原作のロシアの古典SF小説は1928年作で、映画は1961年公開です。
ロシア映画ですが映画の舞台はメキシコのようです。
この映画「両棲人間」はたっぷりと予算を使った作品です。
海中のシーンの音楽はおそらくテルミンまたは初期のシンセサイザーとオーケストラを使っていて美しいです。
SFっぽい部分は海洋研究所が出てくるだけで、大部分は演劇的な場面もある古い洋画です。
映像は幻想的で素晴らしいです。埋もれた名作です。
興味がある人はDVDを買うことをお勧めします。
amazonのレビューでは序盤の10分ほどが字幕が遅れて表示されたとありますが、正常に再生できます。


ヒロイン役のアナスタシア・ヴェルチンスカヤは女優としてデビューしたばかりで17歳です(現在は70歳で俳優を引退しています)。

■YouTube, Anastasiya Vertinskaya Kyu Sakamoto
詳しくはわかりませんが、これはアナスタシア・ヴェルチンスカヤが20~30歳くらいの時の映像です。坂本九のTV番組に出演した時の映像ですね。


■YouTube, По небу по синему Фото Анастасия Вертинская в к/ф Человек-амфибия - Наталия Муравьева Russian Song
こちらは17歳の時の「両棲人間」のシーンが大部分です。
歌はNatalia Muravyevaと書いてありました。



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・2013-07-15 SF映画: ドウエル教授の首

2013-07-15

SF映画: ドウエル教授の首

ver.1.0 2013-07-15

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タイトル: ドウエル教授の首
原題: Завещание Профессора Доуэля
原作者: アレクサンドル・ベリャーエフ
ジャンル: SF
映画の公開年: 1984年
収録時間: 87分
種別: DVD
輸入/販売元: 株式会社アイ・ヴィー・シー
発売日: 2003年5月25日
価格: 4939円(税込) 実売4000円前後
備考: デジタル完全修復/補正、5.1chサラウンド


あらすじ
不死を研究していたドウエル教授が自動車で不審な事故死をしたが、やがてドウエル教授は首だけの状態で生かされていることが判明する。


いきさつと感想
1926年作のロシア古典SF小説が原作の1984年のロシア映画です。

この映画の原作小説は、小学校の図書館にあったタイトルと短いあらすじが収録されていたSF小説の紹介本に載っていた、40年弱もずっと読みたかったが見つけることが出来なかった古典SF小説「ドウエル教授の首」です。
数日前の夜中にふと思い立ってスマートフォンで検索したら、小説が中古で売っているのを発見し、映画化されていてDVDがあることも発見し、ついでに電子書籍化されていることも発見しました。

映画化されたのは1984年ですが、原作小説が発表されたのは映画化の58年前の1926年なので、科学的におかしいところがあります。脳への血液の循環なしに培養液だけで人間の首を生かすことはできません。しかし古いSF小説は科学技術が発達していなかったために奇抜で奇怪な発想のお話があって面白いです。

さて映画の内容ですが怖くはありません。
俳優たちやエキストラたちや数台の高級自動車や機械装置や特殊メイクには十分に予算が行き届いていますが、音楽まで予算が回りきれなかった印象です。使われている音楽は2曲だけ。チープでユーモラスなメインテーマと海辺での美しい音楽です。
原作の舞台はパリだそうですが、映画が撮影された場所は南アメリカでしょうか?
全体的に80年代の洋画+SF映画という雰囲気です。
美人の女優が出てくるわけでもないので、原作を知らなかった人がわざわざDVDを買って見るほどでもないですね。



原作の電子書籍

デジタル書店 グーテンベルク21 >ドウエル教授の首



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